ダイヤモンドのようなビジネス雑誌をみると、年収1000万円という数字が、たびたび登場します。ビジネスマンとしての、一つの目標=指標となる数字なのだと思います。『年収1000万なんて、一部の人だけの話でしょ』と思われている人が多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。

 

社員の平均年収が1000万を超えている会社は、多数存在します。ただし、ここで面白いのは、特定の業種や職種に集中しているわけではないということです。商社やテレビ局など、高収入のイメージがある仕事というのが存在しますが、年収1000万の会社というのは、様々な業種に存在します。

 

もし、あなたが高年収を目指す場合、どの業界で働こうか?と考えるのは、少し的外れです。重要なことは、業種ではなく会社です。

 

業界トップの会社は、どこでも高収入

どの業種でも、その業界のなかでトップにいる会社というのは、給与水準が高く、社員の平均年収が1000万円を超えているケースが少なくありません。給料が安いと言われている業種でも、そこは一緒です。

 

たとえば、アパレル業界でも、23区・五大陸といったブランドを展開するオンワードの社員平均年収は998万円です。

 

http://nensyu-labo.com/gyousyu_apparel.htm

 

転職で年収1000万

 

※『年収ラボ(http://nensyu-labo.com/)』から抜粋

 

上記のサイトでは、業種単位で、企業別の平均年収ランキングが出ているのですが、1000万円を超えている企業が多いのが分かります。トップ企業の平均年収が1000万円に到達しない業種でも、おおむね800万以上にはなっており、逆に、これ以下の低収入の業種を探すほうが大変なぐらいです。

 

<収入が高い業種でも、下位の会社に入ったら、給料は落ちる>
もう一つ、企業別の収入ということで見ていくと、重要なことは給与水準が高い業界でも、負け組の会社が存在するということ、そういった会社の社員年収は低いということです。冒頭で取り上げた、高収入のイメージが強い商社やメディア(マスコミ)でも、底辺の会社だと、ブラック企業並の給与だったりします。

 

要は結論としては、高収入を得たいのであれば、業界にこだわるのではなく、どの業種でもいいので、トップの会社に入ることを目指すべきということです。これは、自分自身が一流のビジネスマンになれば、どこにいても年収1000万ぐらいは稼げるよということでもあります。

 

当たり前の話かもしれませんが、このことを意識すると、これまでと違うキャリアの積み上げ方が見えてきます。それは、あまり人気のない業種を選択するということです。

 

今は転職が当たり前の時代になってきましたが、自分のキャリアの方向性を大きく変える自由度というのは、そうはありません。これまで10年間、自動車業界でエンジニアとして働いてきたのに、これから投資ファンドのディーラーになるなんてことは、まず出来ません。(出来たとしても、それこそ底辺の低収入の仕事ぐらいにしかつけないでしょう。)

 

こういったジョブチェンジが可能なのは、せいぜいが25歳前後。自分が勝負すべき業種・職種を決めて、追求していかないと、勝ち残ることは出来ません。まして、高収入を得るなんてことは夢のまた夢です。

 

だから、早い段階で、自分が勝負する土俵を決めなければいけないのですが、ここで不人気の業種、出来る人が目を向けないような業種を選択するという考え方もあるわけです。優秀なビジネスマンが少なければ、相対的に自分がトップにいける確率は高くなります。

 

そして、平均年収の高い人気業種でトップ100に入るよりも、平均年収の低い不人気業種でトップ3に入ったほうが、実入りは上です。そして、後者のほうが現実的には楽だったりします。

 

また、業界トップの企業というのは、勝てる仕組みを整えている会社なので、仕事もそれほど激務ではなくて、プライベートの時間も確保出来ます。(業績の悪い会社のほうが激務です。)

 

そういった意味でも、トップの会社で働くというのは、大きなことなので、是非こういったことも考えてみてください。

 

転職エージェントに相談する時には・・・

最後に、転職先を探す時には、転職エージェントに希望業種・職種を伝えるのが普通ですが、それと同時に、自分の能力・経験を活かして、最も高い給与を取れる仕事は何なのか聞いてみるということもオススメです。

 

希望業種は伝えつつも、ほかに何か可能性があるか知りたいということを伝えれば、エージェントも色々とアドバイスをしてくれます。是非一度相談してみてください。