シニア層を取り巻く転職事情は年々、厳しくなってきています。35歳を超えると急激に転職先を探し出すのが難しくなり、40代、50代ともなると、仕事がみつかるまでに1年近くかかるというケースが珍しくなくなってきます。

 

高齢者のマーケティング求人

 

これは、決して経験・スキルが低い人の話ではありません。会社の中核社員として働いてきたようなビジネスマンでも、こういった状況に遭遇しています。

 

それだけ、企業のターゲット層が若年化しているということですが、管理人が半年ほど前(2015年の春)に、転職会社のエージェントに話を聞いた時には、中途採用に関しては、30代前半が最も市場価値が高く、30代後半になってくると、採用する側が二の足を踏むようになってくるということでした。(高齢者となれば、尚更です。)

 

これは上級管理職(部長クラス)レベルでも同様であり、まず企業側が求めるのは30代で管理職候補として採用出来るような人間。もちろん、そういったビジネスマンは限られているので、企業間での人材獲得競争が厳しくなり、そこで人材確保に失敗した会社が、次善の策として、対象年齢をあげていくということでした。

 

それでも、出来る限り、若いビジネスマンを採用しようとするので、高齢者層となると、なかなかチャンスが回ってきません。年齢がネックにならないのは、海外子会社社長、工場長、CFOといった経営幹部・役員クラスの求人ぐらいです。(このクラスですら、年齢にこだわる企業が多いです。)

 

残念ながら、これが転職市場の実情となります。

 

高齢者は長期戦で取り組むべき

これは職種・業種に限らず、言えることですが、マーケティングというのは、変化が激しい分野なので、経理財務・法務・人事といった職種と比較すると、さらに高齢者層にとっては難しいかもしれません。

 

ですから、年代の高い人が、マーケティングの仕事を見つけ出すのは大変です。かといって、この状況を突破するだけの打開策があるわけではありません。

 

結局のところ、地味に仕事を探し続けるしかないという結論になります。当たり前の話になってしまいますが、この現実を見据えたうえであれば、じっくり腰をつけて職探しに取り組むことが出来るはずです。

 

こういった落ち着きというのは、企業側も見ていますし、余裕を持って採用担当者に接していけば、他の求職者とは違った印象を残すことが出来るので、多少なりとも有利になるはずです。

 

転職エージェントの力を借りるべき

もう一つ、重要なことは求人を探す時には、転職エージェントの力を借りることです。彼らはプロなので、市場動向を完全に押さえています。企業の実情も把握しているので、どの会社が高齢者層の採用に積極的なのかということも分かっています。

 

そのため、これまでの職歴・プロフィールを伝えれば、就職の可能性がある会社を探し出して、紹介してくれます。残念ながら、すぐには紹介出来る会社がみつからないということもあるかもしれませんが、その時には、条件に合う求人が出た時に教えてもらうようにすれば、抜けが無くなります。

 

こうやって、マーケティングの求人に強い転職エージェントに片っ端から求職者登録をして、多角的に情報網を築いておけば、仕事がみつかる可能性が高まります。

 

50代・60代といった高齢者層のなかで、マーケティングの仕事に就くことが出来たという人の大半は20を超える転職エージェントに登録、綿密に連絡を取り合って、職探しをしてきています。

 

大変ではありますが、これぐらいのことをしないと、高齢者層がマーケティング関連の仕事を得ることは難しいので、労を惜しまず実行してください。

 

どのエージェントに登録するべきなのかというのは、判断に難しいところがありますが、下記のエージェントであれば、高齢者層の転職支援に力を入れていますし、マーケティング関連職の保有求人数も多いので、オススメです。

 

 

なお、それぞれ選択した理由ですが、リクルートエージェントとDODAは、保有求人数が非常に多く、多種多様な案件を扱っており、高齢者層向けの案件もカバーしているということ、en転職コンサルタントは40歳以降のビジネスマンの転職支援に特化しているので、高齢者向けの求人にも強いということです。

 

ビズリーチに関しては、管理職、専門性の高いプロフェッショナル職の求人に特化しているエージェントであり、能力さえあれば、年齢などは一切問わない実力重視の採用をしている企業からの求人を多数扱っているので、高齢者であっても申し込める求人がみつかりやすいということが、その理由です。

 

マーケティング関連職の求人に強いというのもあります。その点はアージスジャパンも同様です。アージスは、高齢者応募可の求人の取り扱いに力を入れているわけではありませんが、マーケティングに関する求人の保有数が多いので、年齢を気にせず申し込める案件がみつかる可能性が十分にあるということで、リストアップさせて頂いています。

 

この5社だけでも、話を聞けば何か見えてくるものがあるかもしれません。とりあえずは、この5社に相談してみることをオススメします。